ブリット500EFIの車体を観察してみよう。
旧アイアンエンジンと同様の車体構成は、どの角度から見てもほっとさせる落ち着きがある。
シックにブラックアウトされた車体と優美なラインを描くフューエルタンク、ヘッドライトに埋め込まれたメーター類、このスタイルは現行車では唯一無二の存在である。
くっきりとクビレが強調され直立する単気筒エンジンは、他の現行シングルエンジンにはない優美さが感じられる。
旧型のエンジン形状を意識したケース形状もエンジンの美しさを引き立てるポイントだ。
乗り心地を重視した厚めのダブルシートを採用しているため、カタログ上のシート高は820mmとやや高め。
ハンドルポジションはやや高めの設定で、幅は少し狭い。
フットポジションは前でも後ろでもなく、自然に足を下ろしたところにステップがある。
背筋をピンと伸ばして走るクラシカルなスタイルだ。
エンジン始動はセルスターター式のため、あっけなくかかり、心配する必要はない。
前後19インチのホイルと伝統のフレームが生み出す操縦性は軽快でワインディングなどでも思いのほか良く走る。
ニュートラルなハンドリングで、初心者でも苦労することはないだろう。 |